【北海道胆振東部地震】札幌市東区で経験した地震とブラックアウトについて振り返る

こんにちは。むらブログを運営しているムラ(@MuraBlog)です。

ムラ
2018/9/6に発生した平成30年北海道胆振東部地震を実際に経験し、初めてのブラックアウトに直面したリアルの体験談をお伝えします!

札幌って地震とかの災害もないし安全だよね~!

こんな会話を友達としてたのがつい数日前でした。

そんな中で今回起きた地震が、

マグニチュード6.7、最高震度7の大型地震。

北海道で震度7の観測は史上初。

日本国内でみても、北海道胆振地方東部地震は震度7を観測した6回目の地震とのことです。

まさに自分が住んでいる札幌市東区で震度6弱を記録したんですが、

札幌市で震度4以上の地震は、1923年以降に一度もないらしい。

約100年間で震度4以上がないって凄いですよね…。

自分は不運にも今回の地震が発生した9月6日が誕生日でした…。

生まれてから31歳になるまでの31年間は震度4までしか経験したことがないわけです。

つまり今回は人生で初めての震度6弱を経験しました。

地震発生からライフライン復旧までの2日間を振り返ってみたいと思います。

今後、地震が起きたら気をつけるべきポイントなどをリアルな体験を通してまとめたいと思います。

9/6 北海道胆振東部地震が発生!

北海道では夏っぽい感じは無くなり、扇風機もいらなくなって過ごしやすい気温になってきてた2018年9月6日に地震が起きました。

この日は自分の誕生日…。

5日から6日になる瞬間、一緒に住んでいる彼女と軽くお祝いをして、夜中の1時くらいにはベッドで寝ました。

次の日が木曜日で平日なので、仕事の準備をして寝たわけですが、ちょっと遅めの就寝でした。

いつも睡眠が浅いので、耳栓とアイマスクをしての就寝。

夜中の3時8分に地震発生!

ガタガタガタガタ」というドアが揺れる音と同時に、ベッドが大きく横に揺れる。

スマホからは「地震です!地震です!」と大音量でアラートが鳴り響く。

耳栓してても普通に聞こえてきて、すぐに耳栓を外して、二人で揺れが止まるのをベッドの上で待ちました。

ちなみに自分がいるのはマンションの4階でしたが、かなり揺れました。

飼っている2匹の猫が揺れている最中に暴れ出して、ベッドのしたまで走って逃げ込んでいました。

揺れた時間は東京大学地震研究所によると、数十秒らしいですが、私の体感だと1~2分くらいは揺れているような記憶です。

多分、気持ち的に強く印象に残っているので、長く感じたのかもですね。

その後、直ぐにテレビを付けて地震情報を確認して、部屋の電気を付けました。

すると、銀ラックの上に置いてある金魚の60センチ水槽から水がこぼれていて、床がびしょびしょになっていました。

金魚は無事でしたが、不安なので水は半分くらいまで減らしておきました。

部屋の中の被害は、水槽の水が揺れて漏れたくらいで、本棚や食器などは大丈夫でした!

そして、窓の外を見ると、真夜中ですが他のマンションの人もみんな電気を付けているようでした。

停電発生

今の地震凄かったね…津波の心配はないみたいで良かったね

なんて話を彼女としていたんですが、

そこから数分して、まさかの部屋が真っ暗に…。

停電発生!

経験したことがないような大きい地震の後に、停電すると心理的な負担がかなり大きかったです。

窓の外を見ても、外も真っ暗…。

たまたま夏に海にキャンプに行った時に買ったライトがあったので、それを付けてスマホで情報を確認していました。

このライトがなかったらスマホのライトを使うしかなかったんですが、スマホだと充電もできないのであまり長時間は使えないので、こういう時に電池式のライトは絶対あったほうがいいですね。

地震と停電後に対応した事

この時コンビニに行こうか?っていう話をしてたんだけど、大丈夫でしょ!って言って行かなかったことを後で後悔することになります…。

そして、スマホでいろんな情報を確認していると、

  • ブレーカーを落とさないと火災が起きる
  • 断水の前に風呂に水をためたほうが良い

という情報があったので、そこを実際に対応しました。

お風呂場に3分の1いくらいの水を溜めて、一旦寝ようかと朝5時くらいにベッドに移動。

ただ、続く余震の揺れで起きてしまうので、ほぼ睡眠はできず…。

仕事に行くべきなのかわからないので、会社のグループラインでやりとりをして、とりあえず自宅待機と決まったのが、朝8時くらいだったと思います。

非難する時のことを考えて、リュックに服や食料を詰め込みました。

ベッドのそばにはサンダルをおいて、万が一ガラスの破片が飛び散っても足の裏をケガしないように対策しました。

前にテレビで見た知識を覚えていたので、とりあえずできることは実践。

朝8:45にセブンイレブンへ買い出し

外に出ると信号がどこも付いていない…。

ドラッグストアに並ぶ人の列。

セブンイレブンまで行ったら、異様な光景でビックリしました。

お店の外に出そうなくらい並んでいるお客さん。

電気もついていなくて、もわっとして少し蒸し暑い店内。

ビービー」みたいな電子音が鳴り響いていました。

おにぎりとか弁当などの食材はすべて売り切れていて、もちろんモバイルバッテリー等もありません。

とにかく余っているもので食べれるものを片っ端から手に取りました。

お菓子やウイダーインゼリー、豆腐など。

約3000円の買い物をして、次は近くのホームセンターへ。

お店の外まで数十メートルも続く人の列…。

諦めました。

次にセイコーマートに行って、余っている食材をとにかく購入。

こんな感じで、食材とお茶などを買ってきて、家に戻ります。

冷蔵庫の電気も消えているので、冷める前に冷凍庫の氷をクーラーボックスに詰めて、食材が腐らないようにしました。

クーラーボックスがあって本当に良かった…。

帰って、食べれるものを食べたら、少しだけ寝ました。

だいたい2時間くらいでしょうか?

少しすっきりしたので、風呂にためていた水で歯を磨いて顔も洗います。

トイレが流れない

マンションだと電気を使ってポンプで水をくみ上げるらしくて、停電しているとトイレも使えません。

ただ、タンクに水を足せば流れるので、お風呂の水や金魚の水槽から水を抜いてタンクに入れました…。

こんな感じで、水を手作業でトイレのタンクに詰めて何とか用は足せました。

でも水にも限りがあるので、毎回は流さずに節水しました。

充電をしに札幌駅へ

ヨドバシカメラも見に行きましたが真っ暗でもちろん営業はしていません。

どこもやってないです。

どこか電気が通っているところはないだろうかって探し回って、札幌駅の駅構内は電気がついていました。

コンセントは殆どの人が使っていて空きがないので、ビルの外壁についているコンセントを探し回ることに。

本来であればダメな事だけど、ライフラインもテレビなどの情報も断たれた今はスマホが唯一の情報源。

きれいごとは言ってられないので、家からタコ足のコンセントを持って行って使いました。

とにかくモバイルバッテリーをできるだけ充電。

19時くらいまでの3時間は充電したのかな?

近くにいた中国人観光客も英語で話しかけてきて、空いているコンセントは使ってもらいました。

その中国人はこの日に中国に変える予定だったらしく、途方にくれていました…。

また、「日本人はこういう時に凄く冷静で凄い」って英語で言っていました。

ブラックアウトについて

地震と停電が起きて、初めての夜。

ブラックアウトで想像以上に札幌の街は真っ暗でした。

札幌駅の南口ではタクシー待ちの行列も。

唯一、赤れんがテラスは電気がついていて、充電もできるスポットになっていました。

一人5分だけの充電で、行列になっています。

みんな充電難民になっているようでした…。

避難スペースも設けられていました。

テレビも見れるので、ここで情報を得ます。

そして、赤れんがテラスから少し離れると、工事用の電気以外は街灯もすべて消えています。

警察の方が、笛を使って交通整備をしてくれていました。

工事用のライトがあればなんとか自転車でも大丈夫。

でも、ちょっとでも脇道に入ると、全く見えません。

札幌の中心部ですよ?

これはセブンイレブンですが、スマホで写真を撮っても真っ暗。

懐中電灯を持って歩いている人もいますが、本当に危険。

どんな犯罪が起きてもおかしくないし、交通事故がいつ起きてもおかしくない。

これがブラックアウトか…と怖くなりました。

マンションに戻っても、ライトなしでは真っ暗で何も見えない状況。

階段から4階の部屋まで行けますが、普段はオートロックのエントランスも開いているので、だれでもマンション内に侵入できてしまいます。

災害を利用した犯罪が起きていない事を願うばかり…。

暗い中夜ご飯を食べて就寝

なんとか部屋にライトを照らして、お風呂の水を鍋に入れてガスで沸かし、パスタを茹でることに。

たまたま、前日に冷凍していたミートソースの具があったので、それをかけて食べることができました。

あとは、お菓子などを少し口にして、次の地震が起きたときにどうするかを相談して、早めに就寝。

22時くらいにはベッドに入っていましたが、余震がつづいているし、外は救急車のサイレンがずーっと鳴り響いているのですぐは寝れず…。

9/7 東区は停電が続いた

朝は7時くらいから起きていて、ブレーカーをあげて電気が通っていないか確かめますが、まだ付かず…。

Twitterで「東区」って検索すると電気復旧したっていうのがチラホラありましたが、うちのマンションはダメ。

外に出てもピンポイントに自分の住んでいる周辺だけ信号は真っ暗。

家族に助けてもらって、食料を持ってきてもらい、車で遠くにあるコンビニ、ドラックストアー、スーパーに連れて行ってもらいました。

とは言っても、行列の出来ていないコンビニは結局なにも売ってません。

セブンイレブンですが、見事になにもなく…。

凄い光景です。

カップ麺が売っているようなドラッグストアは外まで行列ですが、食料が売っていないドラッグストアは普通に入れました。

そこで、余っている飲み物とかを買って最後には小さいスーパーで買い物。

野菜と果物は売っているけど、家に冷蔵できる場所がないので、冷やさなくてもいいジャムとかを買いました。

家に帰って、ゆっくりしてから、充電をしに外にでます。

20分くらい歩いた場所に、auショップがあって無料で充電させてくれました!

一人15分です。

キャリアがソフトバンクでもドコモでも関係なく充電できたのは有難い…。

そして帰って、疲れからか少し寝てしまいます…。

9/7 夕方に電気復旧!

18時半くらいに起きると、窓の外から「ブーン」みたいな電気が付く音が…!

向かいのマンションを見ると電気が付いていました!

ブレーカーをあげてみると、ようやく部屋に明かりが…!!!

電気復旧です!

めちゃくちゃ嬉しかったです…。

とにかく、充電できるものを充電しました。

水はすぐに出てこなかったんですが、しばらくしてチョロチョロと出始めたので、またお風呂に水を溜めて次にまた停電しても大丈夫なように備えました。

電気復旧後に、コインランドリーに行って洗濯物を一気にだしてきました。

それから、空いた時間で札幌駅に中を少し見に行くと、、

22時なのに人が全くいないのにびっくりしました。

お店がどこもやっていないのもあるだろうし、みんな何があるか分からないので家で安静にしていたんだと思います。

JRの電光掲示板も真っ暗。

この日は、洗濯が終わったら家に戻って、明るい中ご飯を食べて過ごすことができました。

電気のありがたみが半端なかったです…。

不幸中の幸いだった事

震度6弱っていう大きい地震を札幌で経験するとは思っていませんでしたが、振り返ってみて不幸中の幸いだなと思ったことをまとめてみます。

  • スマホの充電が80%以上あった事
  • 電池式のライトがあった事
  • 一人じゃなかった事
  • 家族が近くに住んでいた事
  • 火を使う時間帯じゃなかった事
  • 冬じゃなかった事
  • 天気が良く気温も程良かった事
  • クーラーボックスがあった事

地震が起きたときに、スマホの充電があったおかげで、情報の確認や対処法を調べることができました。

そして、停電になった時にライトがあるので、身動きをとる事もできた。

一人だったら正しい判断ができなかったもしれないので、一人じゃなくて本当に良かった…。

近くに家族が住んでいて、そっちは水が出たので支援してもらう事ができました。

もしこれが全て逆だったら、結構大変だったと思います。

真冬に北海道で電気が止まったら凍りついて死んじゃいます…。

準備しておけばよかったと後悔した事

逆に、もっと準備しておけばよかったと後悔したことをまとめます。

  • 水やカップ麺などの食料を備蓄しておけば良かった
  • 停電する事を想定して地震後すぐにお風呂に水を溜めれば良かった
  • 電池式のモバイルバッテリーを持っていれば良かった
  • 地震が起きてすぐにコンビニで買い出しすれば良かった
  • スマホの電池を消費しないで情報を得る為に電池式のラジオが有れば良かった

とにかく食料の確保さえあれば、なんとか生き延びれます。

一番大変なのは、食料が調達できない事。

コンビニに行くなら地震が起きてすぐじゃないと、次の日にはすべて売り切れになっていることが分かったので、思い立ったらすぐ行動したほうが良いです。

あとは、水と食料は備蓄しておきましょう。

スマホのバッテリーもなくなるとめちゃくちゃ困るので、モバイルバッテリーを用意しておくべきです。

特に、電池式のモバイルバッテリーがあればよかったなと後悔しました。

次に地震が起こる前に絶対購入したほうが良いです。

最後に

9月8日現在、地震から二日が経って、部屋の中ではようやく日常が戻った感じがします。

ただ、外にいくとお店がやっていなっかったり、食料が調達できなかったりで、まだ完全には復旧していません。

計画停電があるかもしれず、切電もお願いされている状況です。

あとTwitterでも呟いたんですが、

こんな時は助け合いなので、パチンコ店は無駄な電力を使わずに営業を自粛してもらいたいものです。

地震から1週間は震度7クラスの余震が来る可能性もあるらしいので、まだまだ安心できません。

小さな余震も続いているので、次に地震が起きたときには今回の経験をもとに行動したいと思います。

すごく長くなりましたが、以上が自分が経験した平成30年北海道胆振東部地震でした!

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