ただ、ショップに行っても色々な種類の水草があってどれを購入したらよいかわからないかと思います。
金魚にとっての水草は、陰に隠れることができるのでストレスの軽減になります。
または、非常食にもなり、よくついばんだりもします。
産卵の時には、卵を産み付ける巣にもなります。
もちろん育成が難しい水草は入れなくてよいですが、丈夫で金魚に合う水草がいくつかあるので、調べてから購入しましょう!
今回は、実際に購入してレイアウトしてみて感じた金魚と水草の相性をランキング形式で紹介したいと思います!
ちなみに私は金魚の飼育歴は5年以上あって、金魚水槽には常に水草を入れるようにしているので、実際に試した感想も紹介いたします。
目次
第1位:カボンバ(カモンバ)
原産地はアメリカで、「カボンバ」や「カモンバ」と言われています。
金魚との相性がばっちりで、「金魚藻(きんぎょも)」とも呼ばれるくらい有名でお馴染みの種類です。
飼育の温度は15℃~28℃位が良いです。
比較的育成は簡単で、初心者にはおすすめです。
ただ、超簡単!というわけでもなく、pH硬度が高いと難しくなります。
5.5〜7位が良いですが、日本の水は割と近いのでそこの問題はそんなにないかと思います。
必要なのは、光合成のための十分な「光」と「二酸化炭素」と「程よい水温」です。
またよく食べられるので、買い替えの頻度は少し高くなります。
我が家の金魚水槽にもいれていますが、よく金魚がパクパクと食べています。
茎以外が柔らかくて、金魚にとっては格好のエサになっています。
また、金魚が寝るときには水草の下でじっとしていて、金魚が隠れ家としても使ってくれています。
あとは、金魚の産卵場所にもなるので繁殖を考えている方は必須になります。
(水草)メダカ・金魚藻 カボンバ 鉛巻き(7~10本)(3個) 本州・四国限定[生体]
そして、金魚が食べようとして引っこ抜かれるので、浮いてしまったカモンバを鉛で鎮めるのに必要になります。
写真の左側にあるように抜かれて浮いてしまうんです…。
そんな時は浮いたカモンバを集めて、鉛で再度植えましょう!
第2位:マツモ
カボンバと非常に似ていますが、マツモの方が触り心地は少し硬いイメージです。
元祖国産の金魚藻藻として有名で、かなり丈夫で扱いやすいです。
根がない水草で本当は水中を浮遊しているタイプで、どんどん増えていきます。
また金魚がよく食べるので、非常食としても隠れ家としても役に立ちます。
第3位:アナカリス(オオカナダモ)
原産地はアルゼンチンで、観賞魚用の水草として、金魚にも大人気です。
しかもかなり丈夫です!
水質と水温の範囲も広いので環境はそこまで気にしないでも勝手に育ってくれます。
むしろ成長が早すぎて、水槽の端まで水草が伸びていきます。
先っぽをハサミで切るなどして、メンテナンスを小まめに行っていきましょう!水槽中がアナカリスにに占領されないように…。
レイアウト重視の場合は、あまり使用しない方が無難かもしれませんが、この水草も金魚がよく食べますしとても丈夫な種類なのでおすすめです!
よく見ると結構綺麗で味もありますね。
(水草)メダカ・金魚藻 ライフマルチ(茶) アナカリス(2個) 本州・四国限定[生体]
第4位:アヌビアス・ナナ
葉が厚めで丈夫で、金魚に食べられることもないので、枯れずによく育つ品種で金魚との相性もばっちりです!
砂利にそのまま植えてもいいですが、岩や流木に付けて育てることも可能です。
植えこむ時は、一番美しく見えるような角度で配置するようにしましょう。
飼育の難易度は低く、初心者向けで金魚水槽にも合う水草です。
長い期間水槽に入れていると、葉っぱが茶ゴケで汚くなるので、ヤマトヌマエビ等と一緒に飼育するとレイアウト上もキレイに魅せることができます。
第5位:ミクロソリウム
アジアの熱帯・亜熱帯域、沖縄に分布しているウラボシ科という種類で活着型水草の代表です。
活着型というのは、上の画像のように木や岩などに糸などで結んで活着させてレイアウトを楽しみます。
葉も丈夫で、比較的育てやすいです。
通常は、茎の部分から新しい芽をだしますが、葉の裏からも増殖していきます。
丈夫で、レイアウトもしやすいおすすめの種類です。
もちろんトリミングするなどの手入れは必要になってきます。
第6位:アマゾンソード
かっこいい名前のアマゾンソード。
熱帯魚用としてもポピュラーでだいたいショップには売っています。
うまく育てるには、植え替えを避ける事と定期的な追肥が必要になります。
金魚は糞が多いので相性は良い水草ですね。
うまく根つかせることさえできれば、水質を綺麗にする作用もあって水替えの頻度を減らすこともできます。
見た目的にも美しくレイアウトしやすい種類です。
第7位:サジタリア
オモダカ科に属する水草の1つで、背が低い種類の水草です。
肥料が少なくてもOKですし、低光量等の悪条件にも強い種類です!
あまり名前は聞きなれないかもしれませんが、長期的に育成ができて、食欲旺盛な金魚にも耐えられる
ので、金魚との相性がよく人気があります。
水草を入れる場合には、病気予防の為にもしっかり消毒をしてからレイアウトしたほうが良いでしょう。
(水草)ライフマルチ(茶) ピグミーチェーンサジタリア(無農薬)(1個) 本州・四国限定[生体]
第8位:リュウノヒゲ
リュウノヒゲは園芸用に使われる植物で水草ではないようです…。
ただ、ホームセンターの熱帯魚コーナーでは「水草」として売られていました。
実際に購入して数ヶ月経ちましたが、ライトを日中はつけているからか問題なく育っています。
金魚に食べられてボロボロになる事はありませんが、茶ゴケが付着してしまい見栄えが悪くなってきました。
ただ、レイアウトとしては少し違った雰囲気がでて良いとは思います。
第9位:ウィローモス
ウィローモスを流木に巻き付けてあるバージョンです。
見た目はすごいジャングルっぽくて好きなのですが、金魚水槽に入れたところ1週間足らずで流木が丸裸になりました。
金魚のエサになってしまいます。
本当によく食べてしまうので、エサ用として購入するつもりであれば、良いと思います。
金魚と一緒にレイアウトとして育てるのであれば、不向きです。
(水草)巻きたて ウィローモス 流木 SSサイズ(無農薬)(1本) 本州・四国限定[生体]
第10位:ホテイアオイ(浮草)
外で金魚を飼っている人はよく入れていますよね。
太陽からの光を遮ることもできて、隠れ家としても良いです。
水中には根っこが出ている状態ですが、パクパクと食べようとすることもあります。
見た目的にも一味違った感じをだせるので、おすすめです。
我が家の水槽にも入れていて、毎日ライトで照らしていても、3ヶ月くらいでだんだん葉っぱが枯れてきました…。水槽内に枯れた葉っぱが浮いていて少し水が汚れてしまっています。
やはり外など太陽が当たる場所のほうが良さそうです。
金魚水槽に水草を導入する前の注意点
熱帯魚ショップでお気に入りに水草を購入したら、帰ってそのまま水槽に入れてはいけません。
理由は、水草に害虫が付いている可能性があるからです。
害虫の他にも、大きい葉っぱの水草だと防虫剤が表面に塗られていることもあるので、一度洗う必要があります。
対処法としては、バケツに水を汲んでそこで手軽く手洗いすればOKです!
綺麗なままの水草もあるかもしれませんが、万が一を考えると水草を購入したら必ず水で洗うことをおすすめします。
まとめ
結論、金魚水槽に水草はあった方がよいです!
軽く体験談を話すと、、
私が飼っている金魚が白点病にかかってしまって、今までは水草(カモンバ)が沢山入っている水槽にいたんですが、1か月位の間、水草のない水槽で治療をしていました。
それから、普通の水槽に戻したんですが、水草はない状態で飼育することにしたんです。
病気は治ったけどなんか元気がないように感じるなーと思ったので、カモンバを沢山いれてみました。
そしたら、あからさまに元気よく泳ぎまわるし、水草と水草の間を回遊して凄く楽しそうに見えました!
やっぱり、金魚にとって殺風景より水草があって、自然に近い方が心地いいんだなと感じました。
是非、まだ水草を導入していない方は、金魚水槽に水草を検討してみてはいかがでしょうか??
金魚の関連記事はこちら↓
けんけんさん
有難う御座います!
金魚にあった水草をあげてくださいね。
色々と参考になりました
カネゴンさん有難うございます!
是非水草を金魚水草に入れてあげてください!
金魚を飼い始めたばかりなので大変参考になりました。
有難うございます!とても参考になりました。
コメント有難うございます!
とても参考になりました。
>渡辺さん
アヌビナスは良いですよね!ライトなしでも枯れずにずっと水槽にいれてられます。
ウィローモスもあると格好いいんですが、金魚にすぐ食べられて無くなってしまうので最近はいれていないですね、笑
カモンバとマツモの詳しい説明ありがとうございました。アヌビナス・ナナ、あれは、良いですよね。家のプレコの水槽にも、入れてますよ。いろんな魚と相性が良いアヌビナス・ナナ。ウィローモスと合わせて使うと、より、アマゾンって感じが出て良いですよ。長文、失礼いたしました。