帰りのホームルームが終わったら「掃除」。
掃除当番が5~7名くらいのグループに分かれていて生徒が毎日掃除するのが当たりまえ。
小学校、中学校、高校に通っている間は、当番が教室の掃除をして帰る。
これらは、日本の学校では基本的なマナーですよね。両親によるしつけや学校の習慣で、自然と自分の部屋は掃除するようにしつけられているのかもしれません。
でも、この風景を外国人が見たら?!
今回は、海外から見た日本の掃除についてピックアップしたいと思います。
日本の「掃除」に海外が賛否両論!海外の学校には清掃員がいる?!
ここで紹介する動画は、東京の小学校での毎日の「掃除」についてです。
私たちは小学校から当たり前のように教室の掃除をしていて気づかないかもしれませんが、海外では清掃員がいて掃除をしてくれるのです。
羨ましいい!という方も多いかもしれませんが、これは日本が誇れるところだと思います。
こういった小さい頃の教育があり、マナーのある国として定着してきたのかもしれません。
「自分たちで自分の部屋を掃除した方がいいと思います!」とコメントしてくれている女の子。
自分自身が必要だと思って掃除をしていることは素晴らしいことですよね。
ところが、実際に海外のコメントを見てみると「肯定派」と「否定派」わかれるようです。
では、日本の生徒が「掃除」する文化を肯定している外国人から見ていきましょう。
実際にこの動画を見た海外の反応「肯定派」
「みんなもこれを見習って掃除をすればいいのに。日本人は偉いね!」
「俺の”大人”のルームメイトも自分が汚した後の掃除をきちんとしてくれればなぁ」
「アメリカの児童労働法なんかあるものだから、子供たちが学校でホウキを持つ機会を奪ってるんだ。最悪だよ。」
「特に白人の子供にこれを見せて言ってやりたいね。」
「これは日本がいかに優秀な社会であるかっていうことの証拠だと思う」
「日本のアニメで見た光景の実写版だね。自分たちで掃除する事の最大のメリットは子供たちが掃除を通して成人してからの人生に応用できる何かを身につけられるっていう事だ。」
「マレーシアでも同じような事をずっとやってきているよ。きっとアジア共通の考え方なんだろうね」
「日本から学ぶ事は人生において必要な学ぶべき事だね」
「これだから日本はどこもかしこもが清潔な国なんだね!」
「これはすごいね。他の国も日本を見習うべきだと思う」
日本人としては嬉しいコメントがたくさんありますね。
ところが、一方で別の視点からみるとこんな否定的な意見も…
実際にこの動画を見た海外の反応「否定派」
「掃除屋を雇わない事で、学校はどれだけの金を倹約してるんだろうな」
「いい事だけど、これをアメリカでやったらたくさんの学校掃除スタッフが雇用機会を失っちゃうよ」
「アメリカで子供がこんな事させられたら親たちは間違いなくビビるよ」
「アイルランドで、もし子供達に掃除をさせたら落ち着いてやるまでに時間がかかってしょうがない。そんなのは時間の無駄だし他にもっと有意義な事に時間を使うべきだと思う。」
「こりゃ立派な児童労働法違反だな」
「これは明らかな児童虐待ですよ。どこの子供が遊びの代わりに給食を配ったり掃除をしたりするんでしょう?子供は本来おもちゃで遊んだり猿のように自由に飛び回るのが自然な姿でしょう。」
「児童の強制労働の最たるものだね」
「児童の強制労働、ばんざ~い!」
「自分たちで掃除をする事で自信が生まれるって?俺の知ってる日本人は誰も自信を持ち合わせてないようだが。」
「そう、学校っていうところは政府が児童の労働を押し付ける場なんだよね」
ちょっと言い過ぎでは…?と思う部分もありますが、
確かに、掃除を仕事としている人の雇用の機会を奪っていると言われればそうですね…。
自分が使ったものを掃除することが、「労働」と捉えられてしまうのは悲しいですね。
日本にいればあたり目の事でも、損得感情ですべて考えてしまうとこういうコメントになるのかなーと個人的には思いました。
今の日本の制度があるからこそ、他の国とは違う文化というのが浮きだって見えるのだとも思います。
個人的には、変わらずにこのままの日本であってほしいなと思いました。
実際の動画は↓です。
Japanese Students Clean Classrooms To Learn Life Skills
In some parts of Japan, students spend about 20 minutes a day cleaning up their classrooms. AJ+ dropped by a second-grade class at Azabu Elementary School in Tokyo to find out why. From video journalists Irene Herrera and Naotomo Umewaka.
自分が小さい頃の学校では…?
ここからは、余談になりますが…
私は札幌の小学校、中学校、高校へ通学し学んできました。
学校により掃除の仕方は違うと思いますが、実際はどうだったのかを少し記載していきます。
小学校、中学校、高校とさほど掃除の方法は変わらなかったなーと記憶しています。
帰りのホームルームが終わったら、掃除当番が掃除をします。だいたい今日の掃除当番というのが黒板とか掲示板に書いてあったと思います。
- ホームルームの「さようなら」を合図にクラス全員が椅子を机の上に重ねて、教室の後方に下げる。
- そこから掃除当番が、窓を開けて空いた前のスペースをホウキで机がある後ろ側に履いていく。
- 黒板を消して、黒板消しを綺麗にする。
- 机と椅子を元の位置に戻しつつ、ごみを塵取りで回収。
- 机を雑巾で拭く。
これでだいたい15分くらいで終了していました。
よく、「今日用事あるから掃除当番かわって!」とかってやりとりがありましたね。
懐かしい!
今回紹介したコメントの中には、否定的なコメントもたくさんありましたが、
このまま変わらない日本であってほしいなと思います。
こいうのが「日本の町は清潔」と言われる由縁っじゃないの?児童虐待なんて言ってる奴は自国の常識しかうけいれられないだけ。
掃除って、昼休み後に全員でやってた気が・・・。
それより、焼却炉が無くなったのは哀しいものがありますが。
[…] 【海外の反応】学校で生徒が「掃除」する日本について賛否両論!! […]