今回は、マラソン・ランニングのメリットとデメリットについてランキング形式で紹介します。
マラソンなんてただ走るだけだよね?何が楽しいの?
って言う人もいると思います。
私個人としては、マラソンのメリットを沢山伝えたいなーと思いますが、もちろんデメリットも理解したうえで楽しまなければいけません。
マラソンはスポーツの中でも最もポピュラーですし、幅広い人に親しまれています。
結構年をとってからも続けられるので、おすすめです。
ちなみにマラソンといっても、距離によって呼び方が何種類かあります。
- 5キロマラソン
- 10キロマラソン
- ハーフマラソン
- フルマラソン
短い距離からフルマラソンまで、どの大会でもたいてい走る距離を選んで、だれでもエントリーできます。
特に今まで運動をしてこなかった人でも、誰でもチャレンジができるスポーツというのが魅力的ですよね。
そんなマラソンのメリットとデメリットを1位~5位までランキング形式で紹介します!
目次
マラソンのメリット
まずは、マラソン・ランニングのメリットから紹介します。
まだ、マラソンが苦手!と思っている方も、自分のメリットになる所がないか探してみましょう。
メリットがあれば、まずは短い距離のマラソン大会にエントリーして、経験してみましょう!
メリット第1位:「健康に良い」
これは、多くの人が知っているとは思いますが、マラソンは健康維持にとても良いです。
では、どのくらい健康に良いのでしょうか?
米アイオワ州立大学の研究チームによる追跡調査では、ランニングをする人としない人では、する人の方が全死亡リスクが30%低いという結果が出ています。また、心疾患・脳卒中の死亡リスクは45%低く、平均寿命も3年長いというランナーにうれしい結果が出ています。
走る距離や速度にもよって変わりますが、全体的にみても死亡率が低くなるという結果がでているので、適度なランニングは長寿にも良いみたいですね。
あとは、走るという事は有酸素運動なので、血行が良くなり糖尿病や高血圧などの生活習慣病にも良いとされます。
他にも、肩こりが解消されたり、便秘が良くなったりもするので体には良いことが多いです。
もちろん、走る習慣がつくことでダイエットにも効きますし、体を引き締めたい方にはもってこいです。
メリット第2位:「ストレス解消になる」
幸せを感じるホルモンである「セロトニン」が少なくなると、ネガティブになったり、気分が下がったりしますが、
そのセロトニンを増やしてくれるのがマラソンです。
メンタリストのDaigoさんがTVで言っていましたが、30分間の運動でセロトニン注射を1回したくらいの効果があるとのこと。
つまり、なんか辛いなーとかって感じたときは、ゆっくりでもいいので30分間走る事で幸せホルモンが分泌されて、ストレス解消になるはずです。
実際に自分も、イライラした時やなんとなくネガティブになっている時に走ってみると、ビックリするくらいにスッキリします。
メリット第3位:「快眠できる」
マラソン大会にでたり、そのために練習をすることが習慣化すると、走った後はシャキっと集中力が高まり、夜になると体の疲れがきてぐっすりと眠ることができます。
マラソンをすることで、夜更かしすることもなくなり、自然と気持ちの良い眠気がやってきます。
逆に、走っていない時期が続くと、体力が有り余っているせいか夜中になっても中々寝付けないこともあります。
そんな時は、昼間や仕事終わりに軽く走ってみると、快眠できるはずです。
メリット第4位:「精神力が鍛えられる」
マラソンってよく色んな事に例えられますよね。
例えば、トップユーチューバーのヒカキンさんは自身の仕事についてこのように言っています。
「ユーチューバーは、ゴールの無いマラソンだと思っています」
マラソンは自分自身との闘いなので、精神力は間違えなく鍛えられます。
「今日はだるいから練習やめよっかなー?」ってだらける休日にするのか、「大会近いから5キロだけでも外走ろう!」になるのかも、すべて自分自身が決めること。
マラソンを始めた友達が、ジムのランニングマシーンで30分走っただけで、
「一人で走って、景色も変わらなくて辛い。体力と言うより精神力がもたない」
と言っていました。
マラソンの練習をすることで、精神力が鍛えられれば、仕事やプライベートでも必ずメリットになるはずです!
メリット第5位:「計画力がつく」
これは、仕事でも活かせる能力ですよね。
目標を、フルマラソンを完走にするなら、今度は完走するための練習計画が必要です。
半年後のフルマラソンにでるから、最初の1か月は少しずつ歩く距離から伸ばして、2か月目は短い距離でもランニングを開始して、3ヶ月目は10キロ走って…
という感じで計画していく力が付きます。
仕事でもPDCAサイクルが重要!って言われるように、マラソンでもこれができないと目標を達成することができません。
無茶な計画を立てれば、体を壊して走る事すらできなります。
目標を決めたら逆算して、目標達成には何が必要かを考える計画力がつくというメリットがマラソンにはあるのです。
マラソンのデメリット
続いて、マラソン・ランニングのデメリットについて紹介します。
しっかりデメリットを理解したうえで、走ることでマラソンと長く向き合う事ができるはずです。
デメリット第1位:「死亡率が高くなる」
「週に1~2時間のランニングであれば走らない人よりも死亡率は低い」
「週に3回以上ランニングで死亡率が上がる」
「時速8キロ以上でのランニングは死亡率は上がる」
メリットの方に、死亡率が低くなると書きましたが、走りすぎると今度は逆に死亡率が上がるという研究結果がでています。
適度なランニングであれば何もしない人よりも死亡率が下がりますが、過度なランニングは死亡率をあげてしまうそうです。
他にも、下記のような研究結果もあります。
実験用のネズミは回転かごの中で、一定時間、一定の速さで走らせて、運動負荷実験に使うことが多いが、運動させすぎると、感染症にかかりやすくなり、短命になると報告されている。(中略)酸素の消費量が増えると、それにつれて「活性酸素」と呼ばれる”猛毒”の体内での発生量が増し、これが生体を痛めつける。
働きすぎて、睡眠不足だったり、体力が低下している時には免疫力が低下して風邪が引きやすいのと一緒ですよね。
マラソンは、心臓、関節、筋肉などにダメージがあるので、しっかりケアをしてトレーニングする必要があります。
死亡率が上がるとは言っても、個人差があると思いますしプロでもない限りそこまで負荷のかかる本格的なトレーニングをしないと思うので、個人的にはあまり気にしていません。
デメリット第2位:「ケガをしやすい」
マラソンに限らず、スポーツするうえでケガはつきものです。
では、マラソンでケガをしやすい場所とはどこでしょうか?
- 腸脛靭帯摩擦症候群
- 腰痛
- 股関節痛
- 膝の痛み
- アキレス腱鞘炎
- 足底筋膜炎
- 外反母趾
走るときの着地は、片足に体重の3倍もの力が加わるので、足回りのケガがやはり多いです。
よく聞くのは、膝の痛みじゃないかなーと個人的には思うのですが、長距離になれば足の裏の痛みや指の水膨れなど様々な所から痛みが出てきます。
ケガのほとんどが、筋肉がない状態で走りすぎてしまったり、週のランニング回数が多すぎるために起きています。
自分自身の力を見極めて、徐々に力を付けていけば、故障のリスクは減るはずです。
デメリット第3位:「臓器への負担が大きい」
急性腎障害という言葉を聞いたことはありますか?
2015年にコネチカット州ハートフォードで開催されたマラソン大会の参加者から、血液と尿を採取して分析した。するとランナーの82%が、軽度の急性腎障害にかかっていることが分かった。つまり腎臓が、血液から老廃物を正常に濾過できていないことを意味する。
しかも、腎臓への障害により、他の臓器へも悪影響が出る可能性があるみたいです。
ただ、マラソンの場合は急性なので、だいたい2日くらいで元の腎臓の状態に戻るという結果もでています。
実は、私もランニングを2年近く続けていますが、こないだの健康診断で初めて腎障害の要経過観察と診断されました…。
この、クレアチニンという数値が高くなればなるほど危ないです。
最終的には、人工透析になって機械で血液を綺麗にし続ける治療を受けないといけない、慢性腎臓病になる可能性があります。
腎臓病は治る事がないので、食生活での予防とまだ正常な腎臓の部分を維持し続けるかが重要になります。
唯一の救いは、マラソンの場合はあくまでも”急性”で、2日程度で正常にもどるみたいなので、そこは安心ですね。
デメリット第4位:「体重が増える」
え?マラソンしているのに体重増えるの?って思いますよね。
アリゾナ州での研究で、81人の女性に対して週3回のランニングを約3ヶ月続けて体重がどう変化するか調べました。
その結果、運動を行うことで、体重が減りやすい女性と、減りにくい女性に分かれることが判明した。プログラムに参加した女性の30%では、平均して体重が11.7kg、体脂肪が11.8kg、それぞれ減少していた。70%の女性では体重が変化しないか増えていた。
70%の人が、運動しても体重が変化しないか増える傾向にあるという結果だったのです。
もちろん運動すれば、筋肉が増加して体重が増えることもありますが、それ以上に食べてしまうことが原因のようです。
心理学的にも、これだけ頑張ったし食べてもいいよね!って思ってしまったり、単純に動いた分普段よりお腹がすいて食べすぎてしまうことがあります。
オリラジの藤森さんも東京マラソン完走して、それからマラソンにハマっているようですが、食事を気にしないで食べれるのがいいと雑誌のインタビューに答えていました。
マラソンを始めたから、体重気にしなくてもいい!と言うわけではないので、食生活も気にしてみましょう。
デメリット第5位:「お金がかかる」
マラソンってただ走るだけだからお金がかからない!と思っていましたが、実は以外とお金を使います。
まず、大会にエントリーするだけでも3000円~1万円前後はかかります。
これは、5キロなのか10キロなのか、ハーフなのかフルなのかで変わりますが、距離が長ければ料金は高くなります。
あとは、ランニングに必要な物一式を揃えると結構かかります。
- ランニングシューズ
- ランニングウォッチ
- ウエア
- ケア用品(湿布、アイシング、マッサージ用具)
- ランニングマシン
最低限に抑えれば、コストは少なくて済みますが、マラソンはハマってしまうと良いものが欲しくなっていくものです。
お金をどう使っていくかは、考えて買い物をしましょう!
まとめ
以上がマラソンのメリットとデメリットになります。
個人的には、メリットの方が比重が大きいと思っているので、マラソンやランニングが大好きです。
個人的には、デメリットにあげたような、早死にするのが嫌だからと言って、好きな事ができないで長生きするくらいなら早死にしてでもランニングをしてしまうと思います、笑
もちろん、健康に気を使いながらマラソンをすれば全く問題ないと思いますし、多くの人がマラソンにチャレンジするのもメリットが多いと感じているからではないでしょうか。
みなさんも、メリットとデメリットを把握したうえで、楽しくマラソンをしていきましょう!
コメントを残す