私はこの本を書き終えた瞬間に「DaiGo、1時間後に南の島へ出発だよ」と言われても、余裕を持って家を出ることができます。
これはこの本の「はじめに」の後半部分に書かれている内容です。
普通だったら、急に海外に行くってなったらしっかり計画を立てて、準備をしてからじゃないと旅立てないですよね?
でもDaiGoさんは行けちゃうみたいです。
その理由や方法論がこの本を見れば分かります。
「倒れない計画術」ではしっかりエビデンスがあって、実際にDaiGoさんが実践して効果があったものばかりが紹介されています。
実際に私も読んでみて、実際に行動に移せそう!というものが多かったです。
本を読んでそこで終わりではなくて、実際にアウトプットできて、行動を変える事ができる本だと思いました!
なにか行動を変えたい人には超おすすめの本です!
目次
こんな人におすすめ!
- 目標を立てても計画倒れしてしまう人
- 自分の行動を変えたい人
- 段取りが下手な人
- 仕事で目標達成に向けた現実的な計画を立てたい人
- 本読んですぐに実践に移したい人
何か行動を変えたい!と思っている人には、すぐにアウトプットできるのでおすすめです!
実際に読んだ感想は?
感想を一言でいうと、明日からすぐに実践に移せる内容になっていて、良書です!
自己啓発系の本だと、本を読んだ直後だけやる気が満ち溢れるけど、次の日からは何も行動が変わっていない…ってよくあると思います。
この「倒れない計画術」ではそれがなく、すぐに実践に移せそうな内容が多いのが印象に強いです。
最近だと、メンタリストDaiGoさんのニコニコ動画のチャンネルも益々有料会員登録数も増えていますし、きっとDaiGoさんみたいになりたい!とかって人が増えているんだと思います。
DaiGoさんのように計画を実践に移して、高速でPDCAを回せている人が書いている本なので、実践すれば必ず成長するなーと思える本です。
DaiGoさんの本を全部読んできていますが、ベスト3に入るくらい個人的には良い本でした!
「倒れない計画術」の要約
この本は、第1章~6章までの構成です。
第1章 計画にまつわる3つの誤解
第2章 科学的に正しい計画へと導く、たった1つの原則
第3章 計画どおりに進めるための7つのテクニック
第4章 計画倒れを招く4つの落とし穴と対処法
第5章 計画実行にまつわる悩み対策Q&A
第6章 必ず目標達成できるパーフェクト・スケジュール
この中で、私が特に実践したい!と思えたポイントを要約して3つだけ伝えたいと思います!
要約①「自分の1日のすべての行動のログを取る」
最初の2週間で、あなたが仕事や日常生活を送るうえで行っているあらゆる作業にどのくらいの時間がかかっているのか測っていってください。それがあなたのモノサシになります。
DaiGoさんが言っているのは、
例えばスケジュールを細かく立てたとしても、一つずつの行動にどのくらいの時間がかかるのかを知らない状態だと必ず計画倒れする。
だから、まずは自分のモノサシを持つことが重要だよってこと。
その為には、まずは自分が普段の行動にどのくらいの時間がかかっているのかを記録しましょう。
会社に着いて最初の仕事に取り掛かるまでの時間や、ネットサーフィンしてしまっている時間、歯を磨いている時間…等すべてを事細かに記録することが第一歩。
メモでもタイムログ系のスマホアプリでも良いからこの面倒くさい作業から始めてくださいと言っています。
この基準さえ分かれば、きちんと見通しが立った計画が立てれるという事ですね!
要約②最もエビデンスのあるゴール設定方法「MACの原則」
Measurable(メジャラブル)→ゴールが数字として測定可能なこと
Actionable(アクショナブル)→ゴールを正確に把握し、そこにたどり着くまでのプロセスを明確に書き出せること
Competent(コンピテント)→ゴールを達成することが、自分の価値観に基づいていること
目標達成に向けて段取りする時は、上記3つの項目に当てはめて段取りを組めば、達成しやすいという事ですね。
簡単に覚えるのであれば、
- 数値目標を立てて、
- 明確なプロセスを決めて、
- 価値観にあっているか見極める
この3つをやるだけです!
例えば、私がこのブログ運営でアフィリエイトで稼ぎたい!って考えたとします。
- ブログで生活できることを目標に頑張る
- たくさん記事を書く
- 価値観が不明確
- ブログで月20万円稼げるようになる
- 記事の毎日更新を1年間続ける
- 将来独立して自由を手に入れたいという価値観に基づいているからやる
自分が考えた例でいうとこんな感じですね。
悪い例のほうは、数値で目標が書かれていないので、達成したかどうかも図りづらいです。
良い例の方は、しっかり目標数値があって、そのためのプロセスも具体的で、自分の価値観にあっているので計画倒れのしづらい良い段取りという事になります!
MACの良いところは、具体的な数値と行動目標があるので、感情に左右されずに行動に移せるということ。
③番の価値観がちゃんとしていれば納得感も得たうえで行動できるので、一番③番が大事になってくるというわけです。
今からすぐにできるので、目標がある人は達成に向けて実践してみましょう!
要約③意思決定の原則「if-thenプランニング」
これは実践すればかなり役に立ちます!
実際に私もこの方法を実践して、このブログを書いています。
94件の学術研究でも効果が立証されている最強の段取りテクニックらしいです!
簡単に言えば、「もし~になったら〇〇する!」と決めることです。
決めたことをリスト化しておくことで、疲れた~とかって感情に流されずに行動に移す癖が付きます。
月曜日、水曜日、金曜日が来たら、仕事の前に1時間ジムで汗を流す」と決めた被験者は91%が数週間後もジムに通い続け、逆に何も決めずに臨んだ被験者の61%はジム通いを辞めてしまったのです。
さらにここで大事になるのが、
もし疲れてできない状態になったら、何をするかを決めておくことも大事ということ。
私の例でいうと、、
「毎日仕事から帰ってきたらブログを書く!」という目標があったとしますよね。
でも、「めちゃくちゃ疲れていて今日は書けないかも」…という状態になるとします。
この時に、if-thenプランニングで事前に決めておくことが大事。
「疲れて記事を書けないかも」の状態になったら、「一番書くのに時間がかからない書評記事を書く!」と決めておく。
そうすると、ブログを毎日書くという目標が計画倒れせずに済むわけです。
このように、計画倒れしそうな状態になったら、こう行動するという事を決めてリスト化していきましょう!
まとめ
今回読んだメンタリストDaiGoさんの「倒れない計画術」は269ページあり、ビジネスでも私生活でも実践できる内容が満載の良い本でした!
今回はたったの3つだけ要約で紹介しましたが、実際にはまだまだ役に立つ情報があって、どれも具体的な内容でした。
後半では、DaiGoさんが実在する他の方のスケジュール表に対して、辛口コメントしている部分もあります。
なるほど~、DaiGoさんだったらこうやって計画を立てるのか…と感心する場面が多かったです。
この本を読めば、時間が足りないっていう感覚から少し解放されて、上手に段取りやスケジュールを立てることができるようになります。
目標はあるんだけど、なかなか行動に移せていない人は、計画の仕方に問題があるのかもしれません。
この本を読んで実践すれば、必ず目標達成に近づけると思います。
実践すれば…ね。
まずは、実践しましょう!笑
以上、メンタリストDaigoさんの「倒れない計画術」の書評でした。