今までは大好きなメロンソーダーを水のように毎日飲んで、甘いケーキを定期的に食べていた30歳(男)のサラリーマンである私が「医者が教える食事術・最強の教科書」を読んでみて、自分が食事に対しての知識があまりにもないことが分かりました。
金スマでも紹介されて、一気に有名になった本です!(2018年6月23日追記)
不健康な食事をしていても、体に悪影響がでるのが数年先だからみんな気づかないんですよね…。
この本では、血糖値が与える体への悪影響とそれに対する対処法を分かりやすく書いてくれています。
忙しいビジネスパーソンや仕事中にイライラする!なんて人は絶対に読んだ方が良い本です!
好きな物を食べれない方が不幸だ!とかって言う人も多いと思いますしが、この本を読めばきっと食事に対する考え方が変わるのは間違えなしです。
そして、この本の著者は、20万人を診察してきた糖尿病の専門医のようで説得力がありますね。
AGE牧田クリニック院長。糖尿専門医。医学博士。
1979年、北海道大学医学部卒業。2003年より、糖尿病をはじめとする生活習慣病、肥満治療のための「AGE牧田クリニック」を東京・銀座で開業し、延べ20万人以上の患者を診ている。
この記事では、「医者が教える食事術・最強の教科書」を読んだ感想と大事なポイントを要約して、お伝えしていきたいと思います。
目次
「医者が教える食事術・最強の教科書」の要約
忙しい人の為に、まず最初に大事なポイントだけをまとめます。
悪い食事と良い食事に関して箇条書きで要約していきますが、詳細は本を買ってチェックしてください。
悪い食事術の要約
特に健康に悪いものを赤字にしています。
下記に挙げているような食事をしている人は要注意です!
当てはまる項目が多い人は、食生活を見直しましょう。
- 仕事の前にエナジードリンクを飲んで気合をいれている
- 朝食を食べていない(1日2食しか食べていない)
- 集中力がきれたら甘いものを食べる
- 栄養を考えて毎日シリアルを食べている
- 野菜不足を「1日の野菜ジュース」で補っている
- カロリーを摂りすぎないように脂質を常に控えている
- 筋肉をつけるためにプロテインを摂取している
- 時間があればジョギングしている
- 好きなお酒を控えている
- 缶コーヒーをよく飲む
- 炭酸ジュースやスポーツドリンクを毎日飲んでいる
- フライドポテトが大好き
- 果物のフレッシュジュースを毎朝飲んでいる
- ごはん、パン、麺類、果物、お菓子を食べすぎている
- 疲れている時に甘いものを食べる
- プロテインを毎日飲んでいる
- ポテトチップスを毎日食べている
炭酸飲料は砂糖のかたまりなので絶対やめましょう。
咀嚼(そしゃく)を含まない糖質の摂取が一番最悪らしいです。
私も、毎日炭酸ジュースを飲んでいましたがやめて2週間でニキビもなくなり、体重も2キロ近く落ちました。
良い食事術の要約
良い食事方法で特に大事な所を赤文字にしています。
今すぐ始められることも沢山あるので、実践していきましょう!
なぜ、体にいいのかは本を購入してみると詳しく書かれています。
- 成分表の炭水化物=糖質+食物繊維なので、高い数値の物は避ける
- 血糖値を上下させすぎないように、ちょこちょこ食べる
- ハム、ソーセージ、ベーコンは発がん性があるので控える
- 食事後すぐに運動をして血糖値を下げる
- 食べる順番は「野菜→タンパク質→糖質」
- 水を1日2リットル飲む
- シナモンは血糖値を下げる
- 朝3:昼5:夜2の割合で食事する
- 牛乳より豆乳を飲む
- よく噛んでゆっくり食べる
- 小腹が減ったらナッツ類を食べる
- 寝る4時間前までに食事を終わらせる
- 寝る前にハーブティーを飲む
- 赤身のステーキを適量食べる
- 食べ過ぎない
- 野菜は1日に350gを多種類食べる
糖質制限におすすめの食べ物は?
特におすすめの食材を赤字にしています。
積極的に摂取しましょう。
- オリーブオイル
- ナッツ類
- ワイン
- チョコレート
- 大豆
- チーズ
- ブルーベリー
- ブラックコーヒー
- 酢
- 生もの
- 海藻
- キノコ類
私自身も仕事中にミックスナッツを小腹がすいたら食べるように習慣を変えました。
こんな感じで、自宅のデスクと会社のデスクに100均の瓶に入れて、ちょこちょこ食べてます!
間食をナッツにしただけで、体重が減量して、肌のニキビもなくなり調子が良くなったのでおススメです!
不調の原因の9割は「血糖値」
この本でフォーカスしているのは、血糖値をいかにコントロールするかです。
じゃあ、どんな時にイライラだったり、ぼーっとしたり疲労感がでるのか?
ご飯を食べると血糖値が上がる
↓
膵臓からインスリンがでて血糖値を下げて正常値に戻る
↓
糖質を摂りすぎていると、膵臓が弱りインスリンの放出が遅れて、あとから一気に血糖値が下がる
↓
低血糖状態になりイライラなどの不調がでる
これが、反応性低血糖という症状です。
こんな感じで、糖質の摂りすぎが、体調不良の原因になっているということ。
本の中では、下記のように書かれています。
絶えず缶コーヒーなどの糖質を摂り続けていると、インスリンの放出が遅れがちになります。正常な人なら液体の糖質をとると、すみやかに約30分後、インスリンがでます。しかし、缶コーヒーなどをとり続けると膵臓が弱り、インスリンがなかなか出なくなります。その間に血糖値がぐんぐん上がります。そして、その上昇ぶりに慌ててインスリンが大量に出て、今度は血糖値を下げすぎてしまう事が起きているのです。
肥満を呼ぶのは糖質ではなく、脂質だという誤解
もともと、清涼飲料水は、アメリカでトウモロコシが生産過剰に陥ったのがきっかけで生まれたといわれています。余ったトウモロコシを無駄にしないようコーンシロップをつくり、溶かして人々に売りさばくことを考えたのです。
そのときに、どのくらいの量を入れれば血糖値が上がって至福点に達するかも計算されています。つまり、企業の利益のためにあえて中毒をつくりだしたわけです。しかし、税金をたくさん納めている企業に対し、国や自治体が本気で規制に乗り出すことはできません。アメリカでは買収された学者が「肥満を呼ぶのは糖質ではなく脂肪だ」という説を垂れ流し、いまもそれを信じている人が世界中にいます。
この事を読んでから、コンビニで売っている健康に良さそうに書かれている商品をみると、疑ってみるようになりましたね…。
確かに、テレビで「糖質はよくない!」なんて言ったら、殆どの物が売れなくなって、企業の売り上げがガクッと落ちちゃいますもんね。
オロナミンCとかウイダーインゼリーとか如何にも健康に良さそうな物も糖質たっぷりで健康に良くないことを考えると、ちゃんと調べてから、何を食べるかを検討したほうが良さそうです。
私も、この本を読んでから糖質を制限して、肉は好きなだけ食べていますが、体重は増えるどころか減る一方ですし…。
要するに、脂質は太りません!
「医者が教える食事術・最強の教科書」を読んだ感想
今までは、食事に関しては食べたいものを食べて、大好きな炭酸を毎日飲むことが幸せでしたが、30代になって健康に気を使うようになり、この本を買いました。
実際に、読んでみて思ったのは、「早く気づけて良かった…」という事です。
甘いものが食べたいのは、「体が欲しているからだ!食べなきゃだめだ!」って勝手に解釈していましたが、この本を読めばただの糖質中毒だったという事に気づきました。
糖質制限を始めてみて、2週間くらいで炭酸ジュースを飲まなくても我慢できる体になりました。
今だと、自分で血糖値を測れる商品も売っているので、自分がどのくらいの血糖値なのかを測ってみるのも良いかもしれません。
使い捨てのセンサー(最大2週間利用可能)を腕につけるだけで、リーダー(本体)で15分ごとに血糖値を測れる優れものです!
最近は、いろんな雑誌でこのリブレを使って、血糖値が140以上に上がりすぎていないか?等を実験したりしている記事が増えてきています。
下の画像はターザンという雑誌ですが、これも牧田さんが指導しているようですね。
まとめ
「医者が教える食事術・最強の教科書」はこんな人に見てほしいです。
- 忙しいビジネスパーソン
- 食事に関して無関心の人
- 炭酸ジュースが大好きな人
- 糖質制限ダイエットして痩せたい人
- ニキビなどの肌荒れで悩んでいる人
- 仕事でイライラする人
食事で仕事のパフォーマンスが変わったり、大げさに言えば性格も変わると思います。
10年後に糖尿病になって病院通い…なんてことを避けるためにも早めに、読むことをお勧めします。
少しでも、この記事をきっかけに自分の体の事を考えるきっかけになれれば、嬉しいです。
この本でおすすめしている、おすすめの間食はこれ!
カカオ70%以上のチョコレート
ミックスナッツ
コメントを残す