【書評】「10年後の仕事図鑑」を読んだ感想と要約!(堀江貴文×落合陽一)

自分の大好きな、堀江貴文さんと落合陽一さんの初コラボ本!

10年後の仕事図鑑」をさっそく読みました。

AIを軸にこらからの働き方や生き方について、二人の見解がぎっしり詰まっている本です。

これから、どういう生き方をしていくかを考えさせられる本です!

「10年後の仕事図鑑」を読んだ感想

本の1ページ目から早速ワクワクさせられました。

千と千尋の神隠しより
湯婆婆は相手の名を奪って支配するんだ。いつもは千でいて、本当の名前をしっかり隠しておくんだよ。

正直、最初は何が言いたいのか分かりませんでしたが、読み進めるうちに「そういうことか!」と分かります。

本を購入する前に、イメージしていたのは、仕事図鑑っていうくらいなので本当の図鑑のようになっているのかと思いましたが少し違いました。

普通の本のように、二人の意見が述べられて、本の途中で「この仕事は、この部分がAIに代替えされる」のように数ページに渡って図鑑っぽくなっています。

感想としては、

少し難しい専門用語も多いが、十分理解できて、今後何が求められるのかを考えさせられるとても良い本でした。

これからは、会社に所属して社畜のように働いていても、将来的には価値のない人間になるよってことが書いてあります…。

怖いですね。

つまり、さっきの千と千尋の神隠しの言葉で言いたいのは、

自分の名前で生きていかないと、〇〇株式会社の社員として成果を上げたとしても、結局は会社の手柄になるということ。

〇〇株式会社の〇〇さんになっちゃうと、千と千尋みたいに名前を奪われちゃうよってことですね。

「10年後の仕事図鑑」の要約

ここからは、忙しくて本が読めない人にも、全254ページの中から、大事なポイントを個人的にピックアップして3つだけ紹介します!

自分の備忘録としても、この本から得た知識・ポイントをまとめていきます。

たった3つだけのピックアップですが、これからのAI時代に必要なことをまとめています。

要約①「遊びに没頭しろ」

引用(P57)
ヒカキンさんは高校生の頃にボイスパーカッションにハマり、放課後、周りがバスケットボールなどで遊ぶ中、1人、MDプレイヤーの前で録音する日々を送っていたという。

新しい事で成功するには、まず没頭する必要があるということを言っています。

これからAI時代で新しい職業がたくさん生まれる中で、まず必要なのが没頭すること。

そして、没頭した遊びを今度は発信していくことが必要だと言っています。

今であれば、ツイッター、フェイスブック、インスタグラム、ユーチューブ、ブログみたいに発信できるツールはそろっているので、インプットしたものをアウトプットしていきましょう!

没頭→好きになる→発信→価値

好きなものだから没頭できるというより、没頭している内に好きになっていく。

だから、まずは没頭しよう!

100分の1を3つかけ合わせれば、100万分の1の存在になれる。

つまり、100万人の中の1番はかなり難しいけど、100人の中の1番になら頑張ればなれるし、それを3つやれば100万分の1番になれるということですね。

引用(P146)
・好きな事に没頭し、仕事になるまで遊び尽くす

・好きな事を掛け合わせ、「100万分の1」を目指す

要約②「お金をためずに、信用を貯めろ」

引用(P155)
「お金を儲けて、どうしたいんですか」

「そのとき「お金を儲けたいからです」という答えが返ってくると、がっかりする。

これは、ホリエモンが言及している箇所ですが、お金は何かをしたい人の為にあって、ただ儲けて貯金していても世の中の為にはならないということを言っています。

お金は単なるツールで、大事なのは人間関係と信用。

クラウドファンディングや資金を集めることもできるが、信用がないとできない。

金欠の人におごったり、期待に応えていくことの積み重ねで信用を構築していきましょう!

要約③「副業はダサい」

これは、ブログをプチ副業としてやっている私にはちょっとショックでした…笑

引用(P211)
悪いが、僕にはそんな中途半端な思いで打ち込む「副業」とやらのクオリティなんて、まったく信用できない。

ただ、おっしゃる通り。

本業は毎月安定した給与がもらえる生活の為の仕事で、副業は「本当にやりたい仕事」としてリスクヘッジしている人が多い。

ホリエモンから言わせると、「なぜ本当にやりたい仕事で人生を満たそうとしないのか」ということです。

中途半端にやっている副業なんて、社会への価値としては薄いということですね。

要するに、最初にも言っていた「没頭しろ」に繋がるんだと思います。

でも個人的な意見としては、

いきなり会社を辞めて、副業を本業にする!なんて言っても、成果がでるまで収入なかったら家賃も払えないし生きていけないよね…。

と思ってしまう。

まとめ

「10年後の仕事図鑑」というタイトルではありますが、10年後にはAIに変わる仕事がこれだけあるから、必要なのは個々で生きていく力だよっていうのがこの本の中身になっています。

今だったらエンジニアを目指している人も多いですが、結局はAIがやるだろうし、そうなるとそういう技術を身に着けるよりももっと大切なことがあるよねってことです。

何かに没頭して、ツイッターのフォロワーを増やすように、信用を貯めて10年後に価値のある人間になろう!と思える本でした。

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