今回は、猫のスプレー行為とマーキングの対策について書きたいと思います。
自分は生まれた時から猫を飼っている家で、今までいろんな猫の姿を見てきました。
外へも出かけるオス猫だったので、外でマーキングをしながら歩いている我が家の猫をみてすごく驚いたのを覚えています。
そもそも猫のスプレー行為、マーキングとはどのような行為をさすのでしょうか?!
目次
猫のスプレー行為、マーキングとは?
画像は犬ですが…、
猫は自分の縄張りであることを示す為、尿をかけてマーキングをします。
「ここは自分のテリトリーだニャー!」とアピールしているんですね。
生後6ヶ月以上になると、スプレー行為、マーキングをするようになります。
実は、猫の尿には色々な情報が詰まっていて、年齢・体の大きさ・喧嘩の強さ、尿をした時間までわかるそうです。
喧嘩の強い猫の匂いだ!と思ったら近づかないようにするんですね。
スプレー行為は、通常の排尿と違い、少量の尿を、垂直な物に立ったまま後方に向かって噴射する行為で、強烈で独特な臭いがします。
また、より高い位置にかけようとします。
オスもメスもしますが、特に去勢してないオスに多く、メスは頻度も低く、座ってしたり、ニオイもあまり臭くないといわれてます。
尿の量が少ない時は、1回のスプレー量を減らし、尿が出なくてもスプレーの格好はしていることもあります。
スプレー行為はこうやってする!
①木、草むら、家具など対象をみつけ、後ろ向きになり、立つ位置を決める。
②後ろ足をピンと伸ばし、シッポを垂直に高く上げる。
③お尻をふるわせて、勢い良く噴射状に尿をふりかける。
されやすい場所はどこ?
①家や部屋の入り口
②人や他の猫の通り道
③新しい物や家具など
家の中でスプレー行為をする猫は?
猫が家でスプレー行為をするのは、不安やストレスが原因です。
次に様な場合に家でもスプレー行為をする可能性があるので要注意。
- 新しい猫が来た
- 知らない人が来た
- 家具が新しくなった
- 飼い主が構ってくれない
猫のスプレー行為の対処法
猫のスプレー行為への防止対策はあるのでしょうか。
猫のスプレー、マーキング対策①
去勢手術や避妊手術をしましょう!
スプレー行為は去勢手術で、約90%解決するといわれています。
ただし手術後1週間ぐらいはしてしまうので注意。
去勢手術で完全にスプレー行為がなくなるということではありませんが、したほうが良いです。
猫のスプレー、マーキング対策②
いつも同じ場所にされる場合は、粘着テープを貼ったりクシャクシャにしたアルミホイルを敷いたりして、猫がそこで排尿するのを嫌がるようにしましょう。
また、猫の食器を置いたりしてそこでしたくない様にするのも手です。
猫よけスプレーを噴霧するのは逆効果になります。
スプレー行為だからといって、スプレーで対策をしてはいけません!
猫のスプレー、マーキング対策③
いつもと違うニオイは家に持ち込まない。
猫は他人や他の動物の匂いを消すためにマーキングしているので、なれないニオイは家に持ち込まないようにしましょう。
スプレーをされた後の対処法は?
決して叩いたり怒ってはいけません。
逆効果になりますのでやめましょう。
まず、お湯や中性洗剤などをしみ込ませた雑巾で拭きましょう。
その後、消臭剤(アンモニア系は×)で完全に匂いを消しましょう。
カーペットにされた場合は、お湯で絞った雑巾で叩くようにし、その後、酢をつけた雑巾で拭くと効果があります。
しっかりとした対策をとれば、スプレー行為に悩まされずに猫ちゃんと一緒に過ごすことはできます。
まずは、その行為の意味を理解して、どこに原因があるのかを考えて対策をしていきましょう!
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